『 Arimie's Plus? 』ジャケット

1996/06 by ユージ/ホリああん/他
Arimie's Plus!? ジャケット

 友人のMasao氏によるDTM音楽を収めた自主制作CD『Arimie's Plus?』のジャケット表紙イラストです。レタリングは、CD-Rによるデュプリケート作業も担当してくれたホリああん氏。
 タイトルと表紙はWindows Plus!のパロディで行こうということだったので、基本は青い空と白い雲です。ついでに青い海と緑の木なんかも描いちゃうとパンピー的な印象もいいかな、なんていうあざとい感じの一枚だったりします(笑)。実は、これが私がPhotoshopを使って描いた最初の作品なんです。慣れないツールでの技術的なアラが目立たないようにと、とにかくTPO重視で行ったわけですね。それでも結構あちこち「おや?」なところはありますが、パロディという意味も含めて全体のバランスは悪くないんじゃないかと、自分でも結構気に入っています。CDを買ってくれた人たちの評判も良かったようです。

ジャケット内側
 で、これがジャケットの内側です。
 クレヨン風のイラストに、Masao氏の写真と『ELEGY』の表紙イラストを合成してあり、更にああん氏によってスタッフリストが入れられています。『ELEGY』というのは『Arimie's Plus?』の前身となったMasao氏の自主制作CDです。『Arimie's Plus?』の表紙イラストは、この『ELEGY』の表紙イラストとWindowsの「空と雲」のイメージをミックスして「遊園地な感じ」をプラスしたものなんですね。強引な感じで黄色い花が描かれていたりするのはそのためです。(笑)
 クレヨン風イラストは、判りにくいとは思いますが(笑)「楽しげな商店街」のつもりです。一応、Masao氏がそこに迷い込んだ(?)というような設定なんですが、仕上がりはイマイチでしたね。でも、ディザ合成を使うとPhotoshopでも案外簡単にこういう感じが出せるんだということに気付いたのは、発見でした。
ケース裏
 こちらが、ケースの裏側です。
 やはりMasao氏の写真なんですが、私は写真を取り込んで加工しただけなので、ほぼ何もやってないに等しいですね。ああん氏による曲名一覧がキレイに入っています。
 これらの画像はEPSONのカラーインクジェットプリンタで出力され、CD-Rのケースに収められました。CD-Rによる自主制作CDというのは何となく泥臭いような気がしていたんですが、出来上がったものはかなり本格的な仕上がりで、かなりビックリした覚えがあります。ほとんどはああん氏のセンスと労力の賜物だったわけですが。
 現在(1997年11月)、Masao氏の次なる自主制作CDの企画がゆっくりと進行中です。実際に形になるのはいつのことやら判りませんが、ボチボチと進んでいることは確かなので、そのうち何とかなるでしょう(笑)。CD-Rはドライブもメディアも安くなっているし、カラープリンタの性能も上がっているしで、状況は『Arimie's Plus?』の時よりも良くなっています。中身の音楽もさることながら、私としてはジャケットがどんな仕上がりになるかが、今から楽しみだったりするのでした。


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