ファイルセレクタ ZINC は、「ファイルを開く」「名前を付けて保存」などのコモンダイアログボックスの代わりにファイルを選択するためのツールです。
具体的な動作としては、ファイル/ディレクトリ一覧から選んだファイル名を、クリップボードを介してコモンダイアログのエディットボックスにフルパスで貼り付けるというものです。ファイルを選択する際には、ソート条件の変更、ドライブの移動、ルートディレクトリへのジャンプ、予め登録しておいたディレクトリのリストから選択してジャンプ、などの機能を使うことが出来、これらの操作はキーボードのみでも快適に行えます。また、ウィンドウの大きさを変更することも可能です。
初期表示ディレクトリとソート条件はコマンドラインオプションで指定することが出来るので、よく使う設定でショートカットを作り、ホットキーを登録しておくと非常に便利です。(…というより、そういう使い方をしないとあまり意味がないかもしれません)
コモンダイアログボックスの操作性に不満をお持ちの方は、ぜひ試してみてください。