発想のもとは、「ゴジラって、悲しいだろうな。独りぼっちであんな風にさまよい歩いて、みんなから攻撃されて…」という誰かの言葉でした。なるほど、そう考えるとかなり悲壮なストーリーが描けるんじゃないかな、と思ったようなわけなんですが、結局出来たのはこんな作品でした。まあ、これはこれで悪くないと自分では思っています。
でも、これを読んで「怪獣になって戦車だの戦闘機だのを蹴散らすのは気持ちいいでしょうね」というコメントをくれた人がいたのはちょっと皮肉で面白かったです。
「山本、中村というのはお友達の名前ですか?」というコメントもあり、これはちょっと意外でした。もちろんそんなことはなくて、内輪ネタっぽい書き方をしたつもりもないんですが、そう読めてしまうところがあったのでしょうか。
読む人によって色々な感じ方があるということはもちろん理解しているつもりですが、実際にコメントをもらうとやはり意外に思えることが沢山あります。やはり沢山の人に読んでもらって感想をもらうのが大切なんだな、とつくづく思います。ここでも私の作品を読んで感想のメールをくれる人が沢山いると嬉しいんですが。…と、さりげなく(露骨だってば)つぶやいてみたりして。(笑)