「勝ち抜き小説合戦」に応募するために…というより、それにかこつけてしばらく「1000文字以内のショートショート」に凝ってみようかと思い、書き始めてみました。
実に久々の新作、ということになりますね。さすがにこれだけ短いものだとあまりまとまった時間が取れなくても気楽に取り組めるので、リハビリのつもりでしばらくこの路線を行ってみようかと思っています。
このネタは、本当はもっと長く書いて主人公の小学生たちの心情を訴えたいという考えもあったんですが、1000文字で書いてみたら「解る人には解る」的な仕上がりになって、まあこれも一つの手法かな、という気もしてきました。個人的には、「書かれていないこと」を読者が読まないと面白くならない作品というのはあまり好きじゃないんですが、もしかすると審査員はこういうのが好きかもしれない、なんて思いまして。（不純）
登場人物三人の名前がみんな一文字なのは、1000文字に収めるための苦慮の結果です。本当はカタカナで書きたかった。
