もう少し練り込んでから書こうかとも思ったんですが、こういうのは最初に思いついた時の勢いというのが大事だという気がして来ているので、今回はちょっととっ散らかっていてもそのまんま行ってみました。
結果的に、ノリはいしいひさいち氏のマンガみたいになっちゃいました。いしいひさいち氏のマンガは一時期かなりの量を漫然と読んだので、もしかすると本当に似たようなネタがあったかもしれないな、などと思えて来たりもするんですが、まあそんなことは気にし始めると切りがないので、やはりそのままの勢いで掲載してしまうことにします。
最近、読者の方から「ブラックな作品が多いですね」と言われて、そう言えばこれまで書いた1000文字ショートショートは全部ソレ系だな、と気が付きました。とくに意識しているわけではないんですが、短くキレ良くという方針で考えると、どうもブラックというか皮肉っぽい方向へ発想が行っちゃうんです。心が荒んでいるのかもしれませんね(笑)。今後は違う方向の作品も書いてみたいと思いますが、やはり皮肉方面は好きなので、こちらが多くなることは否めないような気もします。
とりあえずは書き続けること、ですね。
1998/03/24
この作品は「勝ち抜き小説合戦」第11週の一次予選を通過しましたが、得点順6位という結果で挑戦者には選出されませんでした。
1998/04/05